ひとりごとのように

独身女が趣味で好きなことを書いてます。

たんぽぽに気づく女の子。

みなさん、こんばんは、そらです。

 

全然ブログを書いていませんでした。特にこれといった理由はないのですが、まぁあるとすれば趣味に明け暮れていたわけでございます。

 

あっという間に9月も後半戦ですね。「後半戦」と書きましたが、何とも戦っていません。争いは嫌いであります。悪口を言ってる人の顔を見るのは本当に疲れます。自分も含めてです。

 

昔のわたし(10代〜20代前半)は、それはもう笑顔なんて皆無でしたし、口をひらけば悪口や愚痴ばかりでした。あの頃の自分とは絶対に仲良くできません。ええ、無理です。申し訳ありませんがお断りします、お引き取りくださいと言った感じです。

 

今の自分が好きかといえば、それも自信を持ってYESとは言えませんが、まぁビール一杯くらいは奢ってやってもいいかな。

 

 

先月誕生日を迎え、38歳になりました。

38、サーティーエイトですよ。お、なんかかっけぇじゃん。

スペイン語だと、トレインタイオチョです。

オチョって響きがくすっと笑わせてくれますね。(スペイン語で8がオチョ)

 

さて、独身アラフォー女の誕生日って気になりますでしょうか?

38回目ともなると、自分の誕生日なんて結構どうでもいい感じになります。早く来ないかなとも、来ないでくれとも思いません。

 

思うことといえば、「今日から38歳!年齢聞かれたり、書類書くときなんかに間違えないようにしなきゃ!」くらいです。

 

自分で自分に対しては何もしませんでしたが、学生時代からの友人がレストランを予約しお祝いしてくれました。

彼女の誕生日は6月で、わたしもお祝いしたのですが、2人して「やっぱりさ、この歳になっても祝ってくれるって嬉しいよね。本当ありがたいなって思う」としみじみしました。

年齢を重なる度ありがたいな〜と思うことは増えていく気がします。これはいいことだなぁ。

 

 

それと、最近もうひとつありがたいな〜と思うことがありました。

2年ほど前にnoteでも記事を投稿してたんですね。ブログと同じ内容ですけど。

キナリ杯という文章の企画に参加するためにアカウント作ったんですが、その頃投稿してた記事に対して最近ちょこちょこ「スキ」をいただいてます。びっくりだ。

自分の昔の行動に反応もらうって嬉しい。

note界隈は今も盛り上がってるのだろうか。わたしは、なんとなくはてなブログの方が好きだけど。

 

 

 

 

あと、先月うぉぉぉぉぉぉお!って思ったこともありました。

スーパーに向かって歩いていたとき、3歳くらいの女の子を連れたパパとすれ違いました。

すれ違う瞬間、その一瞬です。

女の子が言いました。

 

 

 

「せんしゅうはね、ここにね、たんぽぽがさいてたんだよ」

 

 

 

 

えーーーーーーーー

うそだろ、こんなコンクリートだらけの大きな通りで、た、たんぽぽ様が咲いてたんですか?

しかももう8月ですけど、たんぽぽ?!

まじかよ!!!

 

すれ違いざまに聞こえたその一言に、わたしは衝撃を受けました。

何百回も通ってるこの道でわたしはたんぽぽを見たことがありません。

 

スマホで音楽を聴いたり、頭の中であーだこーだ考え事ばかりしてるわたしが、健気に咲くたんぽぽの存在に気づけるわけがない…いや、気づこうとすらしていない…

 

度々やってくる子供のピュアさ、鋭さ、優しさにまたもやられてしまいました。

本当になんなんでしょうね、やつらは。(褒めてる)

 

 

わたしが好きだった天海祐希さんが出ているドラマ「離婚弁護士」で、こんなセリフがありました。

 

自分のやってることを認めてもらえないっていうのは、誰でも辛いんじゃないですかね

 

 

何をやっても馬鹿にされたり、

大好きって言っても信じてもらえなかったり、

必死に頑張っても評価されるどころか気づいてすらもらえなかったり、

いつまでも過去の自分しか見てもらえなかったり。

 

わかってほしい気持ちをわかってもらえないのは辛いです。

だからこそ1人でもそれに気づいてくれたら、とても嬉しいと思います。

 

 

3歳の女の子に気づいてもらったたんぽぽは、とっても嬉しかっただろうな。

わたしもあの女の子の一言を聞くことができて嬉しかったです。

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過去のnoteを今読んでくれた人がいたように、自分の行動や存在が一瞬でも誰かの心に響いたら、それって結構すごいことだなと思いました。

 

 

出会う人、もの、出来事、全てに感謝はできなくても「気づいて関心を持つ」を意識して過ごしていこう!と思った38歳の夏でした。

 

まったね〜!