ひとりごとのように

独身女が趣味で好きなことを書いてます。

スペイン語検定「DELE」を受けてきた。

¡Hola a todos!

こんにちは、そらです。

 

昨日11月18日はスペイン語検定DELEの試験日でした!

 

約2年前にスペイン語の勉強を始めたわたし。初めこそ毎日テキスト開いて頑張っておりましたが、そのペースは週4、週3、週1と落ちていき、ほとんどやらない月もありました。

転職したり、新しい趣味ができたり、上達が見えなくなると初めの頃のやる気はどこかへいってしまいます。(やっぱりなんでも最初が一番ワクワクして楽しめますね)

 

それでも完全に止めることはなく、気が向いたらテキスト開いて問題解いたり、言語交換アプリでメッセージのやり取りをしたり、オンラインレッスンを受けたりもしました。

そして今から2.3ヶ月ほど前、「DELE受けてみるか!」と思い立ったのです。

このままずっと同じ状態でいるのが嫌になったんです。嫌と言うか怖いというか…少しでも変化を起こしたかったんです。

何かしないと何も変わらないもんね!!

とか言いながらも試験の1.2週間前にやっと焦ったくらいのポンコツ野郎ですけど。

 

さて、ここでDELEってなんやねんって方向けにポンコツ野郎が説明します。

 

DELEはスペイン語の検定です。

レベルはA1、A2、B1、B2、C1、C2の6つでA1が初級、C2がもっとも難しいレベルです。

B2が取れたらスペイン語圏で働けるレベルとかなんとか。

DELEはレベルに関係なく、筆記試験と口頭試験(面接)があります。

 

以下、セルバンテスHPより引用。

DELEスペイン語検定はスペイン教育・職業訓練省の下に、スペイン国外ではインスティトゥト・セルバンテスが実施する、高い信頼性をもったスペイン語の検定試験です。
1988年にスペイン語を母国語としない人々のスペイン語能力を測るテストとしてはじまり、現在DELEは世界100カ国以上で実施されています。スペイン語圏への留学、就職などの際に語学のレベルを保証するものとして国際的に認められています。

 

 

似たような検定に「スペイン語技能検定」があります。これは日本スペイン協会が主催するもので、英検みたいな感じ。国内でのみ有効な資格です。6級から1級まで。1級と2級は面接あり。1級はプロレベルとのこと。

 

 

わたしが受験したのはDELE A1。はい、初心者レベルです。

でもね、模試解きながら「こ、これで初心者レベルなのか…くっ」と泣きそうになりましたよ。

DELEってすごくない?初級といいつつ、英検3級とかとレベル違う気が。

 

A1は現在形ができていればOK。過去形未来形はA2から。そう聞くと簡単そうなんだけどね。

慣れないスペイン語だらけの問題用紙と解答用紙に、もうなんか笑っちゃいます。

でも解けると楽しいんだ。やっぱ好きなんだスペイン語。

 

 

というわけで朝10:30にインスティトゥト・セルバンテス東京へ。

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まさかの口頭試験(面接)からでした。

この口頭試験は午前だったり午後だったり、はたまた翌日だったりと、受験者によって日時が違うようです。(別日ってやだよなー。)

 

中に入ると受験票と身分証の提示をお願いします、と。

日本人スタッフですが、挨拶もスペイン語でした。

ドキドキしながら待機。周りを見ながら「みんなスペイン語勉強してんのか〜すごいな〜」なんて他人事みたいになっちゃった。お前もだろってね。慣れない場所に来ると頭おかしくなっちゃうよ。

年齢層はさまざま。20代〜50代くらいかな?勉強はいくつになってもできる。素敵。

 

時間になると準備をするための部屋に呼ばれます。

ここで約10分間、面接の準備ができます。

話すテーマが書かれた紙と白紙の紙が渡されます。事前に話す内容考えてメモすることができます。

そのメモは面接の部屋に持ち込めます。面接時に確認程度に見るくらいはOK、ガン見ガン読みはNGです。

準備できるなら安心じゃ〜んなんて思ってたけど、全然でした。

 

大きなテーマ、例えば「仕事」だとすると、仕事は何か、どんな時間帯で働いてるか、同僚はどんな人か?等を面接官に自ら話さなければいけません。

面接官は「あなたの仕事は?」なんて聞いてくれません。自ら話す!一人喋りを2〜3分です!

その前に自己紹介1〜2分もあります!

流れはこんな感じです。

 

1.自己紹介 1.2分

2.テーマについて話す 2.3分

3.面接官と質問し合いっこ 1.2分

 

面接官はスペイン語圏の方です。

わたしは緊張しすぎて、名前も国名もまったく覚えていません。でもたぶんスペイン人だったと思う。

自分が何を話したかもほぼ覚えていません。

準備したメモ用紙なんぞ、1秒も見てない。そんな余裕すらなかったです。

いや、でも「Estudio español porque me gusta el equipo de voleibol de Argentina(わたしね、アルゼンチンのバレーボールチームが好きだからスペイン語勉強してるんだ!)」は言った!その時は笑顔で「おぉ〜」って言ってくれたから覚えてる、うん。

とても優しくて笑顔が素敵な女性で、終わった後「終わったよ〜!もう緊張しないで大丈夫よ〜」と言ってくれました。(もちろんスペイン語。ずーっとスペイン語)

とても優しい空間で、終わってしまえば一瞬でした。

これは経験できてよかった!!

 

そして15:00から筆記試験。

読解25問、リスニング25問、そして最後に2つの記述問題(作文)。

全部で95分!休憩なし!途中退室禁止!

 

トイレも済ませて席に着いたけど、開始前に「途中トイレ行けないから行きたい人今のうちに行ってくださいね〜」って試験官に言われたから行っといた。もらえるもんはもらっとくか、みたいなノリで。行けるなら行っとくか。

途中トイレ行きたくなるのって恐怖じゃないですか?わたしはプレッシャーに弱いポンコツ野郎なのでね…長時間の会議とかコンサートとかいつもハラハラします。

 

トイレ済ませた安心感で試験は割とリラックスして挑めました。

 

でもね、自分は準備万端で望んでもね、試験って1人じゃないですからね。

何回か試験官が途中退室禁止よって言ってたんですが、トイレ行ってる人いましたね。(試験官付き添いありで)緊張でお腹でも痛くなったのかな。

あと「ボールペン貸してください」とか。お腹グルグルする音とか、あ、これはわたしです。すみませんでした。めちゃくちゃお腹空いてた!

とりあえずいろんな雑音?に惑わされることなく自分のペースを保たなければなりません。

なんなら、試験官二人いたんですけど普通に二人で会話してましたしね。笑

なんかゆるいな〜と思いました。外国ならでは?なのか?

逆に緊張しなかったからよしとする。

とはいえテストの出来は…うーん。微妙だ。

読解は大丈夫ぽいけど、リスニングがだめっぽい。作文も指定された単語数を大幅に超えてることに2分前に気付いて「あ、終わった…」ってなりましたね。

 

そもそも試験自体が数十年ぶり、その上スペイン語。だから反省点、改善点はたくさん見えました。そう言う意味では色々体験できてよかったです。また次受ける時には今日より余裕があるだろう。というか余裕持って勉強しなさい、わたし。

結果は3ヶ月後です。奇跡起きろ!!

 

 

とりあえず!おつかれ!わたし!

よくがんばった!!!

お前はもうポンコツなんかじゃない!!