ひとりごとのように

独身女が趣味で好きなことを書いてます。

安心できる場所。

金曜日。

仕事は落ち着いていた。やることがないとそれはそれで困る。

在宅勤務だとなんか食べるか、なんか飲むか、歌い出すか。そんな感じになってしまう。

完全にサボるという勇気はないので、食べながら業務マニュアル読み返したり、他の人のメールを検索して参考になるものチェックして過ごす。

 

しばらくすると、それも飽きてきてマニュアルを閉じる。

あーなんかつまんないなぁ。とだんだんテンションが下がってくる。

仕事が暇なことはわたしにとっては結構ストレス。

「退屈」ってなんか嫌〜なモヤモヤがたまるんだよな。

 

そこで、「歌を歌おう!」と思いたつ。

声を出すことと体を動かすことはエネルギーチャージになるのだ。

 

最近、ZARDにハマってるので「揺れる想い」を選曲。

透き通った美しい声で少しロックな歌い方をする坂井泉さん。素敵。(そして美人!)

 

揺れる〜想い〜♪

体じゅう感じて〜♪

 

気持ちよく歌っていたが、2番のAメロに差し掛かった時にお客様から電話がかかってくる。

聞かれてるわけないのに、なんか妙に恥ずかしくなって焦った。そのせいで結構噛んだ。

 

さっきまで、わたし世界と繋がってます?ってくらい暇だったのに、なぜ急に電話がくるのだろう。もう少しで終業ってときに。 

がっつりサボりだすと緊急の電話がくるって、結構あるあるかもしれない。

もう迂闊にZARDは歌えない。

 

ちなみに一番好きなZARDの曲は「心を開いて」、歌ってて一番気持ちいいのは「マイフレンド」。

聴く立場と歌う立場で、好きな曲変わるの面白い。

 

 

業務後、パソコンフルスキャンしていたが、これが永遠に終わらなくてまたモヤモヤ、いや、イライラしてくる。

せっかくの金曜日なのにパソコン閉じられないせいで仕事を終えた気がしない。

そして頭と腰が痛くなる。そうだ、生理前だ。これは紛れもなく生理痛だ。

モヤモヤするのもイライラしやすいのも、全部生理のせいだと気づき、ちょっとホッとする。

 

「もう何もしたくない、考えたくない」と思いベッドへ。そのまま寝た。

目が覚めると夜中の1時だった。

 

いつも23時〜0時は、自然と友達と一緒にスプラトゥーンをやる時間になっていたのだが、今日はできなかった。残念。

 

パソコンを見るとフルスキャンは終わっていた。よかった。これでやっと仕事モードをオフにできる。(寝てたけど)

 

歯を磨いて顔を洗って再び布団に戻った。

真っ暗な部屋で布団の中にいると、時々この世の全てから解放され、かつ、見えない何かに守られてる気がしてくる。

ここが自分の部屋かどうかもどうでもよくなってきて、ただただ安心感に包まれる。この感覚はなんだろうか?

答えを見つけようとは思ってないため、すぐに眠りにつく。

 

 

土曜日。

8時頃目が覚めたが、当然のように2度寝。幸せだ。3度寝。至福だ。カーテンの隙間から光が漏れている。

いい天気だ。

嬉しく思うと同時に、日常の幸せを感じることを忘れていたことに気づく。

 

 

お風呂に入って化粧して、行ったことのない街へ行く。

特技=迷子なのでやっぱり迷う。

Google様を頼りにひたすら歩いていたらとても疲れた。

日頃の運動不足のせいもある。

昔は毎日1万歩以上歩いてたのに、コロナの影響もあり今では平均5500歩らしい。

 

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数字で見せつけられると刺さる。

もう少し運動しなきゃ。

 

 

迷子を経て、自分の住む街に着いた時すごく嬉しかった。ホッとした。

布団の中で感じたあの安心感と似ていたかもしれない。

 

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時々刺激が欲しくなって普段と違うことしたくなるけど、やっぱりそれは戻れる場所があってのことだと思う。

 

自分の人生の中で、意識せずとも作り上げていた自分だけの安心できる場所。

そんな場所があること、そしてそこに居られることを心から幸せに思う。