ひとりごとのように

独身女が趣味で好きなことを書いてます。

溶けてゆく。

冷蔵庫で凍らせておいた麦茶。

たいして暑くもなかった今日、急に飲みたくなった。

だが、出してすぐに飲めるわけもなく、どうしようかなと思いながらスマホをいじっていた。

すると頭の中(心の中?)がどんよりしてきた。

 

 

時々心配になることがある。

 

それは突然やってきて、数分、長いときは1時間くらいまとわりつくのだ。

本当に突然で、音楽聴いてる時だったり、アニメを見てる時だったり、ゲームをしてる時だったり、ネットで調べ物をしてる時など、とにかく1人で何かをしてる時に急にそっちの世界に連れていかれる。

これ、なんて言う現象なんだろう。

 

その不安の種類はだいたい未来への不安で、もっと言うと家族のこと。

家族が辛い思いをしてる様子が浮かんできて、どうしよう…となる。特に今何かが起きてるわけでもないのに、だ。

起きてないことへの心配をなぜしてしまうんだろう?と考えた時、信頼が足りないんだと分かった。

 

彼らは彼らの人生をちゃんと生きてる。

心配はいらない。

心配するのは悪いことではないけれど、もしその心配が「自分が嫌な気持ちになるから」「自分が安心したいから」なんじゃないか?と思った時、わたしって最悪だなと思った。

 

家族がこうしてくれないから嫌だとか、

家族のこんなところが気に入らないとか、

もっとこうならわたしは嬉しいのにな、とか。

 

常にそう思ってたわけじゃないけど、心のどこかにそう言う気持ちがあったんだ。

だから時々そいつが顔を出してきて、変な不安に包まれてたんだと気づいた。

 

そういえばわたしも過去にやたらと「心配だよ」って言われて逆にそれがしんどかったことがあったなぁ。

「心配」のエネルギーって時々辛いんだ。

人それぞれだろうけど、「大丈夫!あんたならいける!」って言われる方がわたしは好き。(本当単純だから、え、まじ?ってなる。)

 

 

よし、これからは心配よりも信頼だ。

未来に何が起きたとしても、皆自分で解決できる力がある。強さがある。そう信じることに決めた。

そして家族の笑顔を思い浮かべて、完了。

 

心が晴れてきた。

ふと、テーブルを見るとそこにはいい感じに溶けている麦茶が。(テーブルびちゃびちゃ)

 

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わたしは何時間このことを考えていたのだろう。気づけば3時じゃないか。やっちまった〜早く寝なきゃ〜と思いながら麦茶を飲む。美味しい。

 

カチカチだった麦茶が溶けていったように、悩みも時間をかけて溶けていくんだぜ…とカッコつけたところで寝るとする。