ひとりごとのように

独身女が趣味で好きなことを書いてます。

いつだって、ベストタイミング。

何事にもベストなタイミングってあると思います。

 

というより、「起きたことはその時がベストタイミングだったんだ」と思うことにしてます。

 

 

 

 

メルカリで欲しい商品がありました。

気になる点があったので「これって○○ですか?」と質問を送り、割と早めに「○○です」と回答がきました。

 

買おうかなー、どうしようかなーと悩み、よし買う!と決めた時には購入ボタンが押せなくなってました。他の方が購入されたのです。

 

悩んだわずか数分の時間が、「その物を手に入れたわたし」と「その物を手に入れてないわたし」に運命を分けました。

 

今は必要ないということだな、と納得しました。

 

 

買い物に行こうと家を出ました。

外に出て鍵をかけた瞬間、「あ、マスクしてないじゃん」と気づき取りに戻りました。

マスクをして再び家を出て少し歩いたところで「あ、スマホ忘れてる」と気づき再び家に戻りました。

スマホをポケットにいれ三度目の正直!と目的地は向かい出します。すると今度は靴下が靴の中で妙にズレだすのです。

「なにこれ…気持ち悪いなぁ」

我慢できず、家に戻り靴下を履き替えました。

 

そしてまた目的地へ歩き出しました。

少し歩くと、5メートルほど先で、チャリーンと音がしました。銀行から出てきたおば様が小銭を落としたみたいです。

 

その日はとても天気がいい日で、これでもかと太陽の光が降り注いでいました。

おば様は眩しそうにしながら落ちた小銭を探してます。

全然見つけられてません。

 

右に左に首を動かしてる姿が、なんだか可愛いくて、わたしは少し歩く速度をあげました。

そして小銭を拾い、おば様に渡しました。

 

 

わたしはこのおば様の小銭を拾うために、何度も家に戻ったんだな、と意味づけしました。

 

 

 

 

今でこそ、スキマスイッチを愛してやまないのですが、最初はどちらかというと好きではありませんでした。

 

「全力少年」が流行ってる頃、いいメロディだなって思ってたくせに、その頃はポップスよりもパンクやロックを聞いていて、そっちの方がかっこいいもん!という謎のプライドで彼らのこと斜に構えて見てました。

 

しかしある日トークバラエティ番組に出てる彼らを見て「いや、スキマスイッチってトークいけるんかいっ!!」と感動したのです。

(ミュージシャンが面白いなんてそうそうないと思っていたから)

 

そしてその日からわたしは「好きです、ごめんなさい」と認めたわけです。

 

あの日、あの時、あの番組を見ていなかったら好きになってなかったかもしれません。

 

 

 

20代前半の頃、一目惚れをしたことがあります。

初めて自分から「電話番号教えてください」と言ったと思います。

何度か会うようになりました。会うたびに好きになっていました。

 

1ヶ月後、彼の転勤が決まり彼は関西へ行くことになりました。

わたしの気持ちは変わることなく、その後も「会いに行ってもいいですか」と東京から会いに行ってました。

 

そしてある日突然言われました。

「もう会いにきちゃだめだ…ごめん」

 

 

振られました。

帰りの新幹線で泣きました。

 

 

失恋は悲しい。辛い。

だけど、必ずその先に次の出会いがある。

(実際数年後素敵な人と付き合えました。)

 

 

フラれたことで、「追いかけ続ける恋愛はもうしない」と思えたのも良かったと思います。

 

 

 

 

 

「その時」に味わった悲しみ、ストレス、悔しさなどは全てベストタイミングだからくるもの。

 

そう思えるのは、少し先になるかもしれないけど、それでも「毎瞬ベストタイミング!!」

そう思ってわたしはこれからも生きるのです。

 

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