乗り物酔いしやすいです。
デパートの化粧品売り場はとても緊張します。
明るい色や、薄いパステルカラーは似合いません。
女の子らしい性格ではありません。
ゆるっとした服よりピタッとした服が好きです。(似合います)
お世辞に弱いです。
周りが褒められて、自分だけ褒められないと拗ねます。
ノリはいい方ですが気分屋です。
短気です。
仕事覚えるまでは長いけど、覚えてからは早いです。
スロースターターです。
根はたぶん真面目です。
電話対応は苦手です。
料理はたいして上手くありません。
割となんでも美味しいっていうタイプです。
癖っ毛です。
髪の毛多いです。
肌弱いです。
チビです。
全て、ただの事実です。
わたしにとっての「その時の」真実。
なのに自分で「良い」「悪い」の判断をして勝手に落ち込む。
「乗り物酔いしやすいんだよなぁ…最悪」
「大人になっても化粧品カウンター緊張するなんて恥ずかしい」
「女なのに可愛い色に合わないとか終わってる」
「気分屋な性格は直さないとだめだよなぁ」
「やっぱりスタイル良くて、肌綺麗でサラサラの髪の毛の方がいいよね」
反対に人と比べて自分ができてる!勝ってる!なんて思って安心する。
「仕事覚えるの遅いけど、覚えてからはすげーんだから!!」
「ノリがいい方がいいに決まってる!」
「ただそうである」事実を良い悪いで判断して、1人で凹んだり安心したりする。
もうその、ジャッジゲームやめない?
はい。やめます。
身近な誰かや、世間の声と比べる必要はない。
人間は姿形が似ているだけで、全く違う。
有名人に対して「あの人は唯一無二だ」なんて言ったりするけど、わたしだって、というか全員が当たり前に「唯一無二」だ。
誰一人同じではない。
違って当たり前。
周りと違ってたって何も悪くないし、負けではない。
そして勝ちもない。
競争心もったり、自己否定するのをやめて、「わたしってこんな性質なんだな」って発見するゲームにすればいい。
そして過去の自分を引きずる必要もない。
「今」は過去の延長ではない。
過去の自分の性質を採用し続けるから、今の自分もそうなる。
変わることを恐れない。
変わりたいと思うことを喜ぶ。
乗り物酔いするのも、仕事覚えるの遅いのも、料理が上手じゃないのも、短気なのも、
過去にたった数回起きた事実を採用してるだけだ。
わたしはいつだって変われる。
なんだかパワーが湧いてきた。
そんな夜だった。