ひとりごとのように

独身女が趣味で好きなことを書いてます。

SNSをやめたいと思ったんです

なくても生きていけるもの、やめても困らないものは今すぐ手放していいんじゃないか。

 

帰り道にふとそう思いました。

 

皆さんはやめれないもの、依存しているものはありますか?

 

わたしはあります。

 

それはネットでの人間関係、つまりSNSです。

ネットは気軽にできていい、気楽だ、楽しければいい、好きな時にできる。そんなふうに思っていたんですが、どうやらわたしは依存しているようです。

 

毎日チェックをしては、いいねきてるかな、コメントきてるかな、みんなは今日何してたんだろうなんて考えてる自分に、急に嫌気がさしました。

 

 

会ったこともない人に対して真剣に悩んだり、一度会った人に対しては嫌われてないかな?なんて心配したり。

なんかもうめちゃくちゃ疲れます、はっきりいって。

 

もちろん、楽しい時もあるから続けていたんだけどたまにくるこの疲れをいつも見ないフリしていたような気がします。

 

気楽でいい、テキトーでいい。その場が楽しければいい、トラブルにならなきゃいいよね、っていう軽い気持ちで使うと、自分もそう扱われるんじゃないかなって思ったらなんだか切なくなりました。

 

そしてわたし、本当はもっと深く人と繋がりたいんだなって気づいて、歩きながら泣きそうになりました。

 

 

いつもそうだ。

自分の正直な気持ちを見つけると泣きそうになるんだ。

 

22:30、自分の履くヒールのコツコツコツって音がね、やけに響いてね、落ち着いて頭の中を整理できた気がしました。

 

SNSっていらないかも。

この答えは、今まで思わなかったのではなくて、思いたくなかったのかもしれない。

 

 

もうすぐ家に着くという頃、ジジジッと鳴く蝉の声がしました。

普段は気にしないのにその時はジジジッと強く聞こえました。

 

セミは短命だと言われ、その期間を懸命に生きています。

 

わたしたちはまだまだ先がある、と思いついなんでも後回しにしがちです。

 

 

やめても困らないものをダラダラとなんとなく続けるよりスパッとやめたらいいのに。

未来のわたしもそう言っている気がします。

 

わかってる。

わかっているんだけど、わたしがSNSをやめるまでにはあともう少しかかりそう。

 

そんな弱っちぃ自分を見つけた夜でした。