ひとりごとのように

独身女が趣味で好きなことを書いてます。

正反対の同期。

 

鞄から、みそラーメンがこんにちはしてる系OL、そらです。

f:id:hitorigotonoyouni:20200813083850j:image

 

ちなみにミニサイズ。

f:id:hitorigotonoyouni:20200813084424j:image

 

同期がお昼ご飯をカップラーメンにすることが何度かあって「今日はチキンラーメンです♡」ってニコニコしながら言うのだ。

 

「可愛い」って言うと「そらさん、今度のお昼はカップラーメンお揃いにしよ!」なんて言うもんだから、みそラーメンを購入したわけだ。久しぶりに食べたけど美味しかったなぁ。

 

 

同期とわたしは服装や髪型など、見た目の雰囲気が真逆だ。

同期はいつもブラウス、スカート、ストッキング、パンプスといった女性らしさ全開で出勤している。「オフィスカジュアルっぽい服じゃないとなんか言われたら怖いし…」と言っていたが、とてもよく似合っている。

 

わたしはというと、常にパンツスタイル。スニーカーやサンダルは禁止だと言われてるのに、3日目には履いて行った。誰も足元なんて見てないことに気がついたからだ。

 

性格も反対のようで、例えば業務で疑問が湧いた時、わたしは「聞ける時にまとめて聞こう」タイプ。一方、同期は「ん?これどういう意味?わかんない!やばい!どうしよ!聞きたい!聞きたい!今すぐ聞きたいよー!」とソワソワしだすタイプ。

 

 

今日も少し離れた所でソワソワしてる同期がいた。

そして我慢できず、周りの先輩に何度も質問していて、ちさ子(女上司)から「みんなの手が止まっちゃうから質問ならわたしに聞いて!」と注意され、しょんぼりしていた。

 

直後、「注意されちゃいました」とわたしにチャットを送ってきた同期。「質問したくなる気持ちはわかるよ。ちゃんと聞くのはいいことだよ」と返すと「わからないままにしておけなくて、すぐ聞きたくなっちゃうんです…」と。「今はみんな案件抱えてるから、次の研修の時にまとめて聞いたらどうかな?」と提案。すると、「さすがそらさん!わたしもそらさんみたいに空気読める人になります!」だって。

 

可愛いかよ。

 

わたしは空気読みすぎて聞けないままになることもあるので微妙だよ、と伝えておいた。

 

 

 

 

真面目で、素直で、人見知りしない、そして心配性なところもある同期。

 

レポートの課題が出た翌日、またソワソワしていた。

そして案の定チャットが送られてきた。

 

「どうしよう…今レポート提出した方がいいですかね?後の方がいいかなぁ。早く出さないと新人のくせにって思われるかなぁ…」

 

「どっちでも大丈夫だと思うよ」

 

「◯◯さんに聞いて大丈夫かなぁ」

 

「聞くなら個人チャットでした方がいいよ」

 

「こんなレポートで大丈夫かなぁ…」

 

何をするにも心配な様子。

真面目だなー、偉いなーと思うと同時に、自分の図太さにちょっとだけ呆れて、ちょっとだけ反省した。

 

 

 

 

お昼。

カップラーメンにお湯を入れて待っている間、同期のお喋りが止まらない。

仕事の話、プライベートの話、いろいろ。

最初はちゃんと聞いていたが、途中から麺が伸びるのが気になってきて「へぇ、すごいねー」「やばいじゃん」「がんばったねー」の3つしか返してなかったと思う。ごめん。でも居心地いいんだよ。

 

そして思った。

「こんな彼女いたら楽しそうだな」と。

 

同期といると、自分が男になったような気がする。

 

一生懸命で、真面目で、ちょっと不器用で、お喋りが大好きな彼女。(同期)

それを微笑ましく見守る彼氏。(わたし)

 

 

自分にない部分を持ってる人に惹かれて、自分と似ていないのに一緒に居れてしまう。

「新人」という共通点だけでこうはならないだろうと思った。

ありがとう、同期。

 

 

 

カップラーメンを食べる前にカロリミットを飲み、スープに粉末コラーゲンを溶かしていた同期。

それを見てやっぱり女子っぽいなー、と思った。