ひとりごとのように

独身女が趣味で好きなことを書いてます。

外出中にマスクのゴム紐が切れまして。

 

今日は書類を提出する為にハローワークへ行ってきました。

向かっている途中、マスクのゴムがきつく感じたのでマスクをはずし、ゴムを少し伸ばして緩めようとしました。

 

その時です。

 

ぷちっ。

 

切れました。

完全に切れました。

横断歩道で時が止まりました。

 

ど、どうしよう…

 

 

今までならコンビニやドラッグストアで新しく買えばいいだけの話。

だが、今のこの社会の状況。マスクなんて売ってません。

 

マスク無しでハローワークに行くのは嫌だ。

家に帰って新しいマスクを取ってくるか?

いや、めんどくさすぎる。結構歩いたもん。

朝イチで行くって決めてたんだもん。

どうしよ、どうしよ、どうしよ、どうしよ…

 

 

と、頭ん中で焦って考えながらもわたしの手は動いていました。

 

器用に指で、マスクの端に小さく穴を開け、そこにゴム通して結んだのです。

 

あまりにもスムーズに出来すぎて自分で自分に感動しました。

ピンチの時こそ、身体や脳はシンプルに働いてくれるのだとわかりました。

 

 

再びハローワークに向かいながら、「マスクの替えは持ち歩いた方がいいな」と思ったけど、もしもの時のことを考えるからその事態が起きるんだとも思いました。

 

そうなんです。

わたしが今持ってるこのマスク、小さいんです。わたしの顔には小さいんですよ。

使う度に思っていました。

「小さいなー」「きついなー」「不便だなー」

「もうすこしゴムが緩ければなー」と。

 

そしてゴムを緩めることを前提に使っていました。緩める時には毎回「優しくやらないと切れるかもなー」と思っていました。

 

 

このようにその物を信頼していない、心配、不安、不満な思いがあるから、その事が起きるんだと思ったのです。

 

ネガティブな気持ちが湧くと、次々に嫌なこと起きることがあります。

 

朝から晩まで、なんかもう、なんなんっ!?

今日1日なんなんっ!?って日ありますよね。

それってやっぱ気持ちが関係してると思うのです。

 

あくまで自論ですが。

 

 

荷物をたくさん持っていないと不安な人がいます。その人は何かが起きた時にバッチリ対処ができて「ほらやっぱり持っててよかった!」と考えます。

 

風邪予防の為に毎日ヨーグルトを食べ始めたという人がいます。(食べ物はなんでもよいですが)

その人は今年は風邪を引かなかったことを「ヨーグルトのおかげだ!」といいます。

 

 

捉え方次第で、現実は自分が決めた通りになるのです。

 

 

わたしは荷物も少ないですし、風邪予防のことを考えたことがありません。

それで困ったことはありません。

得した、なんてこともありません。

 

ただなんにも考えず、気楽に過ごせてます。

 

 

いいですよね。心配や不安を持たずに生きれるって。

 

 

今回、マスクのゴムが切れたことで、このマスクに関して地味に色々思っていたんだな、と気づきました。

 

 

目の前の現実は自分の心を映し出している

 

 

というわけで、何かが起きた時にはちょっと前の自分の言動や思考を思い出す、というめちゃくちゃ面白いアクティビティを発見できた、というお話でした。