ひとりごとのように

独身女が趣味で好きなことを書いてます。

魔法かけるみたいに

仕事してると相手に対して「え、何その感じ」となることがあります。ええ、結構あります。

 

自分がまだ仕事ができない部類にいるのがわかっているので、そんなことを思っていても口に出すことはできませんでした。

最初の頃はそれが苦痛で仕方なかったです。

正しいことを言ってるのはわかるけど、言い方どうにかならんかな、と思っていました。

 

そしてどんどんその人に対して苦手意識が強くなっていくのです。

あぁ、また今日も機嫌悪いんだろうなー

どうせこれ言ったら、こう返ってくるよなー

そんな風に覚悟を決めながらやりとりをしてました。

 

 

でもある日思ったのです。

決めつければ決めつけるほどきっと濃くなる!と。

その人を苦手だと思えば思うほど、さらに苦手になる。

 

逆に大好きな先輩に対しては、いつもありがとうって思いながら働いてて、知識豊富で教え方上手くて超カッコイイ!って思ってるんです。すると、日々大好きになっていくのです。(そんな姿をわたしに見せてくれるのです)

 

というわけで、苦手な人に対するわたしの意識を変えてみようと思いました。

 

苦手な別部署の方、あきなさん(仮名)。

この方を自分の中だけで「あっきー」と呼ぶことにしました。

あっきーは、「どんなに忙しい中でもブレずに自分の仕事をやり遂げる、超クールで頼りになる人」と決めました。

そしてあっきーは、わたしが新人であることを承知で、決して悪気はない。みんなに平等に接してるんだ、と。そう設定しました。

そういう魔法をかけるみたいに。

 

 

すると、なんということでしょう。

ある日のあっきーからのメールに「ありがとうございます。」の文字が。

 

こんな今まで見たことなかったよ!!笑

 

本当に驚きました。

その後もあっきーのスタイルは変わりませんが、苦手意識は確実に減りました。(無くなってはない笑)

 

 

これって、あっきーが変わったというよりも、自分の心持ちが変わったということなんですよね。

 

嫌い嫌い!ムカつくムカつく!

って言っててもしょうがないです。

言い続ければ言い続けるほど状況は変わりません。

何かを変えないと何も変わりません。

 

ムカつくからってこっちもムカつく態度を出したら…考えるまでもなく関係は悪化します。

相手を変えたいなら自分が変わるのが一番早くて平和。

 

それに嫌な部分がない人なんていないし、良いところだけの人もいないと思います。

いろんな一部から人は創られてると思います。

そして、自分が苦手だと思ってる部分も他の人からしたら魅力に映ることもあります。

また、長く同じ時間を過ごせば変わることもあるだろうし。

 

 

「あの人のこと悪いイメージで見過ぎかも?」と思う人がいたら、魔法かけちゃいましょう。

不思議なもんで、いいところを探してしまうものです。

認めたくないだけで、本当は憧れてたりね。

 

やっぱり好きな人がたくさんいる世界がいいもんなー。

 

というわけで、明日からもあっきーと絡むの楽しみだなぁ。怖いけどね。笑