ひとりごとのように

独身女が趣味で好きなことを書いてます。

2人のおっちゃんと優しいおねえさん。

今朝の電車はね、いつもにまして混み合っていたんですよ。

もうギッチギチ。ギッツギツ。

チかツどっちにしたら伝わるのかわからないけど、とにかく一文字で表すならならば

まじでギ。

 

しかもやっぱりいるんですよね。変な方向向く人が。なんで朝からおっちゃんと向き合わなきゃいけないのかな。しかも2人。

朝8時に知らないおっちゃん2人とわたしの3人で作戦会議でもしてるかのように小さい円をつくっていました。

なんで?ねぇなんでなの?あなたたち2人だけだよ!変な向きなの!

なんて、わたしの心の声が届くわけもなく、3駅くらい過ぎた頃には2人とも目瞑ってましたよ。すげーな。年の功。そのメンタル、ください。

 

 

最寄りの駅に着いた時には、疲れ果てていてフラフラしながらファーストフード店へ入りました。

既に遅刻ギリギリだったんですけど【アイスコーヒー100円】の文字に惹かれてつい。

 

女性スタッフにアイスコーヒー注文。 

 

「ガムシロップ、ミルクはご利用ですか?」

「はい、お願いします」

 

店内で飲むと思われたらしく、トレーに並べ始めたので「あ、すいません。持ち帰ります」と伝えると「お入れしますね!」と満面の笑顔でガムシロップとミルクを入れてくれたんですね。

で、わざわざマドラーで混ぜてくれてストローもさしてくれてね。

この朝の忙しい時になんて親切なんだろうと思いましたね。

 

わたしも時間がなかったはずなんだけど、その時の空間が心地よくてお姉さんがストローをカップの底に差し終わるまで、ゆったりと笑顔で見れましたね。

 

なんか飲食店で働いた人ならわかると思うんですけど、お会計終わって飲み物渡す時にね、手伸ばして早く渡して的なことする人いるじゃないですか。もう心は次行ってます的な。

急いでるのわかるけどね。

 

 

わたし、そーゆーとこめっちゃ見てるからー!!

 

 

店員さんにありがとう言える言えないは本当に重要だと思ってまして。

 

わたしは今日異常なくらいありがとう言いましたよ。嬉しくて。

その店員さんの優しさや笑顔が朝の満員電車疲れを吹き飛ばしてくれたからね。

 

 

でね、その瞬間に、

 

あ、わたし元気取り戻してるな。

 

って気づいてね、それがめっちゃ嬉しかったんですよ。

 

 

昨日もどぉぉぉーんを軽く引きずってて、しゅーーーんって1日を過ごしてたんです。

 

それが今朝の8:40になくなったのがわかったんですよ。

とても嬉しかったな。

 

 

人の心ってわからないね。いつ、どんな瞬間に大丈夫に戻るか。

わたしはこのお姉さんの優しさと雰囲気に救われましたし、そう思うと、あの2人のおっちゃんもいい仕事してくれてたんだなって思えました。

 

 

自分の目の前に現れる人ひとりひとりに意味があるんだろうなぁなんて、ぼんやり考えながら会社に向かいました。

 

青空の下で飲むアイスコーヒー、とても美味しかったです。

 

 

ありがとう。

 

そしてごめんなさい。

10分遅刻しました。ははっ。