憧れの人っていると思うんですけど。その人のことなんも知らんけど好きって人。
わたしで言うと、まぁ、さとみとなみえ(石原さとみと安室奈美恵)じゃないすか。男性だと、はいそうです、田中圭ですね。
なんかもう顔が好きすぎるのと、てゆーかほぼそれなんですけど。
「顔が好き」ってすごいことですよね。もうね、ずっと見てられる。見てるだけで幸せな気持ちになれちゃうってやばない?
赤ちゃん、わんこ、にゃんこ、青い空、白い雲、青々とした木々、午後のカーテンから入る日差し、波の音、シャツを膨らませる心地よい風、どこからか聞こえて来る楽しそうな笑い声、ぎこちなそうに手を繋ぎ始めるカップル、好きな人からの「会いたい」のLINE。
と、同等ですよね。好きな顔って。
会社の斜め前の席とかにいてほしい。さとみいないかなー、私のデスクの斜め前に。パソコン見るフリしてチラチラ見たい。コーヒー飲むより癒される。
もう毎秒、恋しちゃうよね。
(最近どはまりの松室政哉さん。POPS界の新たなスターです)
「めっちゃ可愛い!」「めっちゃかっこいい!」って瞬時に胸をときめかせてくれる存在ってすごいですよね冷静に考えて。
でね、昔は「生まれ変わったら安室ちゃんになりたい!」って死ぬほど言ってたんですけど、今は安室ちゃんを好きなことに変わりはないけどまぁ、自分のままでいいかなって思うんです。
これにさっき気づいて自分、よくやった!った思いました。
生きてると自己嫌悪になることは誰だってあると思います。わたしも何回陥ってるかわかりません。
自分の容姿や性格にコンプレックスを抱き、「でもわたしは自分の嫌いなところ嫌いってちゃんと自覚してるもん!ダメなやつってわかってるからいいんだもん!」「ちゃんと自信ないもん!」と謎の謙虚です、自虐できてますアピールして精神保ったりしてました。
わたしはちゃんと自分のこと見えてるもん!ってね。
でもそんなことしてても全然楽しくなかったです。自分大好きって言ってる人を見て内心めちゃくちゃ羨ましかったんです。
どうやったらそんなふうに思えるんだろうって疑問でした。
Yellow Yellow Happyという曲が昔はやったんですけど。
ウッチャンと千秋とウドちゃんのユニットの曲でね。まぁ、神曲なんですけど。
この曲の歌詞に
もしも生まれ変わっても またわたしに生まれたい
この体とこの色で 生き抜いてきたんだから
ってあるんです。
これをね、千秋が歌い上げるんですよ。パワフルな声で。
もうね、いやいやいや。嘘でしょ。待って待って。え?マジで?まじでまた自分に生まれ変わるの?せっかく生まれ変わりチャンスきたのに?また自分!?すっげーな!!って思ってました、はい。
でも今のわたしなら、堂々と、とまではいかなくてもしれっと歌っちゃうかもしれない。
「あー、次もまた自分でも面白いかもなーハハッ」って言っちゃうかもしれない。てか言う。
忘れもしない高1の冬。
友達と数人で話してた時、わたしの身長の話になり。
1人が「いいよね、ちっちゃいの!かわいー!」と言いました。
続けて「150ないんでしょ?これくらいちっちゃいと本当可愛いよねー!わたし、生まれ変わったらなりたいなー」と。その子は165cmくらいあって細身で、本当にスタイルが良く、大人っぽい子でした。その子がね、嫌味なく言ってるのがわかって嬉しかったんです。
が!
隣のもう1人の子がすかさず、
「いやいやいや、絶対やだよ〜(笑)」
と。
16歳のわたしは深く傷ついたのでした。
絶対なりたくない、とストレートに言われたあの日。そりゃそーだよね、と。
わたしだって生まれ変われるならわたし以外になりたいわい!!と強く言い返すこともできない弱っちい自分。
あれから約20年。
来世も自分だったらそれはそれで超楽しそう
って思えてます。
傷を負った過去のわたしに「大丈夫!未来のあんたは自分のこと好きになってるよ!」と言ってあげたい。
いろんなこと、自分なりに乗り越えてきた「わたし」に「またなりたい」って思うこと。これは愛だな。自分への愛。
誰かに憧れて「こんな風になりたい」って気持ちは頑張る力が湧いてきてとても良い。けど「今の自分も割といい感じだな」って思えたらやっぱりそれが無敵だと思います。幸せでしかない。
わたしもまだ100%ではない。
「生まれ変わってもまた自分でいいかなー」くらい。早く「また自分がいい!絶対絶対自分がいい!」って言えるようになりたいな。
というわけで、3/11発売の松室政哉の「ハジマリノ鐘」をどうぞよろしく。
実はこの曲も歌詞の最後「生まれ変わっても僕でいい 僕がいい」って出てくるのです。聴いた時にザワザワしました。
心のザワつき大好き病のわたしはこうして「生まれ変わったら石原さとみor安室奈美恵or自分」と考え続けこのブログを書いたのでした。おわり
松室政哉の声やばい〜
生まれ変わったらこの声になりて〜