「サザエさんみたいに嫌な人がいない現実になればいい」
テレビみるか!と思い立って99人の壁という番組を見ました。
この番組のことはよく知りません。
自分好きなものに対しての問題を東大生と競うというものらしい。
子供が出ていました。
そしてみやぞんが出ていたので見ようと決めました。
そこでね、サザエさんへの愛が強い10歳の女の子が出ててね。
その子が言ったんです。
「サザエさんみたいに嫌な人がいない現実になればいい」
この言葉がもうグッときてね。
もうね、なんで素敵なことを言うんだろう、と。
ただ面白い、なんとなく好きって感覚で見てないんだなって。
日曜の夕方、サザエさんというアニメはわたしの心をゼロにもどしてくれます。
よっしゃ見るぞ!とか絶対面白いに決まってる!とか気合いも期待もなくボケーっと見てます。(わたしはね)
「つまんない」とか「見なきゃよかった」なんて思ったことは一度もない。
カツオが怒られて、
サザエさんがドジやって、
波平がバカモン!って怒って、
フネさんが温かく見守って、
マスオさんがまじいい旦那さんで、
ワカメちゃんはやっぱりスカート短くて、
花沢さんは押しが強くて、
タラちゃんがあざとくて。
なんかそんないつもの風景なのに、いつ見ても飽きない。もはや当たり前すぎて、なくなることが想像できない。
そこには「平和」が約束されてるからだと思ったのです。
嫌な人がいない。
みんな怒ったり泣いたりするんだけど、誰一人として誰かを恨んだりしない。憎んだりしない。妬んだりしない。
サザエさんが愛されるのは、この平和な世界に憧れているからなのかもしれません。
派手でなくていい。こんな日常を望んでるのかもしれないなぁと思いました。
一人大好きなわたしもやっぱりちょっとこんな家族に憧れているなって気づきました。
皆無だった結婚願望がちょっと顔を出した土曜日となりました。
明日のサザエさん、楽しみだな。
イクラちゃんは「バブー」「ハァーイ」しか話さないと思ってたけど「チャーン」も言うらしいです。
知らなかった…いや意識して聞いてなかっただけか。そこにサザエさんがあることを当たり前に思いすぎてボケーっと見てたせいか…
もっと当たり前を大事にしたいものです。
それにしても知らないことを知れる番組っていいですね。
みやぞんの花の知識も凄かったし、やっぱり人が好きなものを語ってる姿って大好き!愛が溢れてる!
そんな人たちに愛と尊敬の気持ちを持って接していきたいなァァァァ
それでは。良い週末を。