ひとりごとのように

独身女が趣味で好きなことを書いてます。

おしゃべり眼鏡君

「なんかそらさんって超健康体って感じっすよねー」

 

仕事中、本当唐突にね、私の前の席にいる年下くんが話しかけてくるんです。前触れもなく。

毎回なんだこの人種はって思うんですけど。そんな仲良くなってないはずですよね、わたし達。いきなりカラダの話?!って心ん中で言ってるんですけど。

まぁとにかく彼はおしゃべりが好きなんだと思う。

 

 

その唐突おしゃべり眼鏡君はね、見た目可愛いんです。初めて見た時「か、かわいい…!」って声出そうになったくらい。

女装したら可愛い。絶対。

なんだろう。千葉雄大みたいな。そんな感じ。顔ちっちゃくて細身で。色白で。

まぁとにかく恵まれた容姿をお持ちなんですけど、中身がうわぁぁぁぁあって感じなんです。

 

なんせおしゃべり。

何かに対して常にツッコミたい、みたいな気質だからめんどくさい。

そして声でかい。電話応対の声も超でかい。そして「え、わざとらしくない?」ってなる程のがっちがちのビジネス敬語。これがわたしは鼻に付く。

 

とにかく話さなければいいのにタイプ。

 

そんな彼が急に「なんかそらさんって超健康体って感じっすよねー」ときたもんだから、はい始まったーって、わたしこの顔ね→(  ・᷄д・᷅ ) 

 

 

「なんかそらさんって超健康体って感じっすよねー」

 

「え?」

 

「風邪とか絶対ひかなそうっすもん笑」

 

「まぁ、ひかないよね」

 

「羨ましいっすわー」

 

 

そう言いながらよくわからない大量の薬の入ったジップロックを開く彼。

そしてまた喋る。

 

「あ、ヤク中じゃないっすよ?笑」

 

 

「はは…」

 

わたしの乾いた笑いを隣のクールビューティ先輩はわかってるはずなのに、絶対話に参加してこない。

そりゃそうだ。

めんどくさいもんね。

 

この「健康ですよねイジリ」は初めてではない。何回やっても、何回すべっても、彼は定期的に仕掛けてくる。

 

 

わたしの持論を言わせていただくと、

わたし、風邪ひかないから。

って決めればひかないんです。

ひくわけないしって思って生きてるので。

みんなが予防接種受けてもインフルにかかってたりするのは「インフルに怯えてるからだ」って本気で思ってるので。

気持ちの問題よ。持病とかは別としてね。

 

わたしがインフルなるわけない。なる姿が全く想像できない。

意志の力よ、すべては!ウィルパワーです。

そう気づいたわけです。気づいてからは無縁。

 

だからね、風邪とか熱とかインフルとか全然ないんですけど肌荒れに関してだけはね、まぁダメね。

 

これ食べたらニキビできるかもしれない…

こんな遅く寝たら明日肌やばいかもしれない…

この化粧品合わなそうな気がする…

 

 

こーゆーの全部当たるんです。まじで。

肌に関してだけは自信が持てない。

アレルギーもあるし、謎のじんましんでるし、アトピーもね。

自分が敏感肌だって決めつけて生きてきたので本当、見事に肌激弱。

街歩いて目につくのは綺麗な肌の子。

顔よりスタイルより美肌がいちばん目を惹くんだ。

 

 

 

 

この持論をおしゃべり眼鏡君にしたら、10倍になって返ってきそうなのでしませんけど。

彼は自分の体のここが弱いとかよく話してくるので大変だなぁと思いつつも、おしゃべりできる元気があるのは素晴らしいと思う。

心が健康なのだろう。

なんだかんだでそーゆー人間は素敵だと思っている。

 

病気やコンプレックスに塞ぎ込んで暗くなっちゃう人も多いと思うから、こうしてちょいウザがられつつも人とたくさんコミュニケーションとって明るく生きてる人はかっこいい。

 

そんなことを彼に言うとまた話が長くなるのでしませんけど。